ゴルフ用語解説: スカルショットとは?
- スカルショットとはゴルフにおいて、ボールをクラブの芯よりも上で打ってしまうミスショットを「トップ」と呼びますが、その中でも特にボールの一番上を打ってしまうミスショットを「スカルショット」と呼びます。スカルショットをしてしまうと、ボールはクラブフェースにほとんど乗らずに飛び出すため、通常よりもはるかに低い弾道で、勢いよく遠くまで飛んでいってしまいます。場合によっては、グリーン奥のOBゾーンまで飛んでいってしまうこともあります。スカルショットは、ドライバーなどの長いクラブで打つ場合でも起こりますが、特にアイアンやウェッジなど、ロフト角の大きい短いクラブで発生しやすいため注意が必要です。スカルショットの原因として最も多いのは、ボールを打つ瞬間に体が起き上がってしまうことです。 つまり、アドレス時に比べてスイング中に頭の高さが変わってしまうことで、クラブの入射角が変わり、結果としてボールの上部を打ってしまうのです。その他にも、ボールを上げようとして手首を過剰に使ったり、体重移動がうまくいかなかったりすることなども、スカルショットの原因となります。スカルショットを克服するためには、まずは自分のスイングを客観的にチェックすることが重要です。動画撮影などを活用して、アドレスとインパクト時の頭の位置を確認してみましょう。