スプリング効果

ルール

ゴルフの飛距離アップの鍵!スプリング効果とは?

- スプリング効果とは ゴルフクラブの進化には目を見張るものがあり、特にドライバーで打つ飛距離は年々伸びています。この飛距離アップに大きく貢献している要素の一つに「スプリング効果」があります。別名「トランポリン効果」とも呼ばれるこの現象は、ゴルフボールがクラブフェースに衝突した瞬間、まるでトランポリンのようにフェースがたわみ、その反発力によってボールをより遠くへ飛ばす効果のことを指します。 従来のドライバーでは、ボールを強く遠くへ飛ばすために、ヘッドの重さを利用することが一般的でした。しかし、ヘッドが重くなるとスイングスピードが落ちてしまい、飛距離アップには限界がありました。そこで注目されたのが、このスプリング効果です。 スプリング効果を高めるために、近年ではドライバーのフェース部分に、チタンなどの弾性に優れた素材が用いられています。さらに、フェースの厚さを薄くしたり、内部構造を工夫したりすることで、より大きくフェースがたわむように設計されています。 このスプリング効果によって、ヘッドスピードがそれほど速くなくても、効率よくボールにエネルギーを伝えることが可能となり、結果として飛距離アップを実現しています。しかし、スプリング効果にはルール上の制限があり、一定の値を超えることはできません。そのため、各メーカーはルール内で最大限の効果を得られるように、日々研究開発を進めているのです。
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