
ダイナミックロフト

- ロフト角とは?
ゴルフクラブの顔とも言える、ボールを打つ面のことをフェース面と呼びますが、このフェース面がシャフトに対してどのくらい傾いているかを示すのが「ロフト角」です。
ロフト角は、ゴルフクラブを選ぶ上で非常に重要な要素です。なぜなら、この角度がボールの飛び方に大きく影響するからです。
例えば、ロフト角が大きいクラブ、つまりフェース面が大きく傾いているクラブを使うと、ボールは高く上がりやすくなります。ロフト角が大きいクラブは、一般的に番手が大きくなるほどその角度も大きくなります。ドライバーやウェッジなどがその代表例です。
逆に、ロフト角が小さいクラブ、つまりフェース面の傾きが小さいクラブを使うと、ボールは低く飛んでいく傾向にあります。ロフト角が小さいクラブは、一般的に番手が小さくなるほどその角度も小さくなります。ドライバーよりもアイアン、アイアンよりもピッチングウェッジの方がロフト角は小さくなります。
このように、ロフト角によってボールの飛び方が変わるため、自分のプレースタイルや狙った飛距離、球筋に合ったロフト角のクラブを選ぶことが重要になります。
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飛距離アップの鍵!?アタックアングルを理解しよう!
- アタックアングルとは?ゴルフクラブを振る時、その軌道は真っ直ぐではありません。緩やかに弧を描くように動きますが、インパクトの瞬間、クラブヘッドが地面と平行な線に対してどの程度の角度でボールに接触しているか、それを数値化したものがアタックアングルです。イメージとしては、地面に引いた線に対して、クラブヘッドがどれくらい上から下向き(ダウンブロー)、あるいは下から上向き(アッパーブロー)にボールをとらえているかを表す角度です。例えば、地面に対してマイナス3度の角度でボールをとらえていれば、アタックアングルはマイナス3度となります。これは、ヘッドが上から下へ向かってボールに接触している状態、つまりダウンブローの状態を示しています。逆に、地面に対してプラス3度の角度であれば、ヘッドが下から上へ向かってボールに接触している状態、つまりアッパーブローの状態を示します。近年、このアタックアングルは、ボールの飛び方や飛距離に大きな影響を与える要素として注目されています。例えば、ドライバーショットで大きな飛距離を出すためには、ある程度のアッパーブローでボールをとらえることが重要であると言われています。一方で、アイアンショットなどでは、ダウンブローでボールをとらえることで、より正確な方向性と安定した弾道を得ることができるようになります。このように、アタックアングルはゴルフクラブの性能と並んで、プレイヤーがボールの軌道をコントロールする上で非常に重要な要素の一つと言えるでしょう。
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