ショット ゴルフ用語解説：ドロー球をマスターしよう！
ゴルフにおいて、狙った方向へまっすぐ飛ばすショットを打つことは非常に重要ですが、状況に応じてボールを曲げる必要がある場合もあります。その代表的なものが「ドロー」です。
ドローとは、右利きのゴルファーの場合、ボールが目標に向かって飛んでいく際に、わずかに右から左へと弧を描くように曲がるショットのことを言います。
ドローショットを打つには、まずボールを目標よりもやや右側に構えます。そして、クラブヘッドが目標方向に対して内側から外側へ抜けていくようにスイングします。この時、重要なのは、クラブフェースをインパクトの瞬間に閉じ気味に（目標方向に対して左を向けるように）することです。
ドローショットが成功すると、ボールはまず狙った方向よりも少し右側に飛び出していきます。しかし、回転がかかっているため、その後は自然な流れで左方向へとカーブを描いて飛んでいきます。
ドローショットは、フェードショットに比べて飛距離が出やすいというメリットがあります。また、方向性と飛距離のバランスにも優れているため、多くのプロゴルファーも得意としています。
ただし、ドローショットはスイングの軌道やクラブフェースの向きなど、いくつかの要素を正確にコントロールする必要があるため、習得するには練習が必要です。
