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大会

ゴルフの頂点!ナショナルオープンの魅力に迫る

多くのゴルフファンにとって憧れの舞台である「ナショナルオープン」。これは、各国の威信をかけた、まさにゴルフ界の最高峰と言える大会です。世界各国で開催され、その国の名を冠した大会名で開催されることがほとんどです。 日本では、毎年春に開催される「日本オープンゴルフ選手権競技」がこれにあたり、歴史と伝統を誇る大会として知られています。国内のトッププロはもちろんのこと、近年では海外からの招待選手も参戦し、ハイレベルな戦いが繰り広げられています。 また、ゴルフの聖地アメリカで開催される「全米オープンゴルフ選手権」は、世界最高峰の大会として、世界中のゴルファーの憧れの舞台となっています。毎年、全米各地の名門コースを舞台に開催され、その難易度が高いことでも知られています。 そして、ゴルフ発祥の地であるイギリスで開催されるのが「全英オープンゴルフ選手権」です。世界最古のゴルフトーナメントであり、伝統と格式を重んじる大会として、他のメジャー大会とは一線を画しています。 これらのナショナルオープンは、単なるゴルフの試合ではなく、その国のゴルフの歴史と伝統を象徴する大会と言えるでしょう。
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パター

プロが外す場所?ゴルフ用語「プロサイド」を解説

ゴルフ中継を見ていると、「プロサイドに外した」という言葉を耳にすることがありますよね。これはいったいどのような状況を指すのでしょうか? ゴルフにおいて、プレイヤーの目標はカップにボールを入れることです。特にグリーン上では、カップの傾斜や芝目などを読み、ボールがどのように転がるかを計算してパットを打ちます。この時、狙ったラインよりも上に外してしまうことを「プロサイド」と呼びます。 「プロサイド」と呼ばれる由来は、プロゴルファーが試合中に見せる高度な技術にあります。 プロは、わずかな傾斜や芝目の変化を見抜き、狙ったラインに正確にボールを運ぶ技術を持っています。そして、もしカップを外すとしても、それはほんのわずかな誤差によるものであり、アマチュアプレイヤーでは考えられないような、カップのすぐそばを通過することがほとんどです。このように、プロのように高度な技術を持ったプレイヤーが、狙ったラインよりも上に外してしまうことを「プロサイド」と呼ぶようになったのです。 例えば、右に曲がるラインを狙ってパットを打ったとします。アマチュアプレイヤーであれば、大きく右に外してしまうこともありますが、プロの場合、カップのわずか右を通過するような場面が考えられます。このような場合に「プロサイドに外した」と表現するのです。 「プロサイド」という言葉は、プロの技術の高さを表すと同時に、アマチュアプレイヤーにとっては、「惜しいパットだった」というニュアンスも含んでいます。
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クラブ

プロも注目する「エクストラ ロブ ウェッジ」とは?

近年、男子プロゴルフの試合中継を見ていると、見慣れない形のゴルフクラブを手にしている選手を目にする機会が増えてきました。一見すると、普段よく目にするアプローチウェッジと形は似ていますが、フェース面が大きく開いた、まるで「く」の字に曲がっているかのように見えるウェッジ。それが「エクストラ ロブ ウェッジ」です。 エクストラ ロブ ウェッジは、その名の通り、従来のロブ ウェッジよりもさらにロフト角が大きいウェッジです。一般的なロブ ウェッジのロフト角は60度前後ですが、エクストラ ロブ ウェッジは64度など、さらに大きなロフト角を備えています。近年、ゴルフ場の設計思想の変化により、グリーン周りの芝生は短く刈り込まれ、高速化が著しい傾向にあります。このような高速グリーンでは、ボールを止めるために、より多くのバックスピンをかける必要があり、そのためにプロたちの間でもエクストラ ロブ ウェッジが急速に普及しています。 エクストラ ロブ ウェッジを使用することで、ボールを高く打ち上げ、グリーン上で素早く止めることが可能になります。特に、ピンがグリーン奥に切ってあり、手前にバンカーなどの障害物がある場合や、グリーン周りのラフが深く、ボールを転がせない場合などに有効なショットを生み出すことができます。
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