ペリア

- ペリア方式とは？ ゴルフは、経験や実力によってスコアが大きく変わるスポーツです。初心者の方やハンディキャップを持っていない方が、経験豊富な方とプレーする場合、スコアに大きな差が出てしまうことは珍しくありません。 そんな時に役立つのが「ペリア方式」というハンディキャップの決め方です。ペリア方式は、事前に決められたホールのスコアを基準に、各プレーヤーにハンディキャップを付与することで、実力差を調整する仕組みです。 具体的には、まず、各ホールの難易度に応じて、ダブルボギー、トリプルボギーなどを叩きにくい「隠しホール」をあらかじめ決めておきます。そして、プレー終了後に、各プレーヤーの隠しホールのスコアを集計し、そこからハンディキャップを算出します。 例えば、AさんとBさんがラウンドしたとします。Aさんは上級者で、Bさんは初心者です。隠しホールが6ホール設定されている場合、Aさんはその6ホールで全てパーを取り、Bさんは2ホールでボギー、1ホールでダブルボギーを叩いたとします。この場合、Bさんにはハンディキャップとして3ポイントが与えられます。 このように、ペリア方式では、実力に関係なく、誰でも良いスコアを出せるチャンスがあるため、初心者の方でも上級者の方と対等に競い合うことができます。ゴルフコンペなどで採用されることが多く、多くのプレーヤーが楽しめる公平性の高いハンディキャップ方式と言えるでしょう。