ミッドマッシーって?昔のゴルフクラブ事情
「ミッドマッシー」という言葉を耳にしたことがありますか?近頃のゴルフの世界では、ほとんど耳にすることがなくなりましたね。少し懐かしさを感じさせる響きを持つ言葉ですが、これは昔のゴルフクラブに使われていた名称です。
「ミッドマッシー」は、ドライバーとアイアンの中間に位置するクラブで、主にフェアウェイからグリーンを狙う際に使用されていました。現代のゴルフクラブで例えると、3番ウッドや5番ウッドに相当する役割を持っていたと言えます。
当時のゴルフクラブは、現代のものとは素材や形状が大きく異なっていました。木製のヘッドにヒッコリーと呼ばれる木材で作られたシャフトを組み合わせたものが主流で、「ミッドマッシー」も例外なく、職人の手によって丁寧に作られていました。そのため、現代の金属製のクラブに比べると、打感は非常に柔らかく、繊細なタッチが求められました。
技術の進歩とともに、ゴルフクラブは進化を遂げ、より飛距離が出て、正確性も増した金属製のクラブが主流となりました。その結果、「ミッドマッシー」をはじめとする昔のクラブは、次第に使用されなくなり、現代ではゴルフの歴史を語る上で欠かせない存在となっています。
ゴルフ博物館や、古いゴルフ場を訪れる機会があれば、ぜひ「ミッドマッシー」を探してみてください。昔のクラブに触れることで、ゴルフの歴史と進化を感じることができるでしょう。