ライン読み

練習

Go to school:先輩から学ぶゴルフ!

ゴルフコースを回っていると、「ゴー・トゥ・スクール」という英語表現を耳にすることがあります。これは一体、どういう意味なのでしょうか? ゴルフにおいて「ゴー・トゥ・スクール」とは、前の組のプレーをよく見て、そこから学ぶことを指します。まるで学校に通う生徒のように、上級者の技やコースマネジメントを吸収しようというわけです。 特に、グリーン周りで前の組のパッティングを観察する際に使われることが多い表現です。グリーン上では、傾斜や芝目を読むのが難しく、経験がものを言います。そこで、前の組がどのラインに、どれくらいの強さでボールを打ったのかを注意深く観察することで、自身のプレーに役立てることができます。 「ゴー・トゥ・スクール」は、初心者だけでなく、上級者にとっても重要な学習方法です。一流のプロゴルファーでさえ、他の選手のプレーから常に学び続けているのです。次のラウンドでは、ぜひ前の組のプレーに注目し、「ゴー・トゥ・スクール」を実践してみて下さい。きっと、新たな発見があるはずです。
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パター

スライスラインを制する者はパットを制す!?

ゴルフにおいて、スコアを大きく左右する要素の一つにパットが挙げられます。パットは、他のショットと異なり、繊細なタッチとグリーンの傾斜を読む正確性が求められるため、多くのゴルファーにとっての課題と言えるでしょう。特に、ボールが目標に向かって真っ直ぐに進まずに曲がる「ブレイク」と呼ばれる現象は、パットの精度を左右する重要な要素です。 今回は、数あるブレイクの中でも、右利きのゴルファーにとって特に攻略が難しいと言われる「スライスライン」について解説していきます。スライスラインとは、ボールが右に曲がりながらカップに向かって進んでいくラインのことを指します。 スライスラインで重要となるのが、傾斜の度合いを正しく見極めることです。傾斜が強ければ強いほど、ボールは大きく曲がるため、カップの位置だけでなく、傾斜の角度やグリーンの速さなどを総合的に判断する必要があります。 次に、傾斜に合わせて狙う方向を調整します。スライスラインの場合、カップの右側に目標を定める必要がありますが、その際、傾斜の強さに応じて、どの程度右に目標を定めるかが重要になります。この目標点は、経験に基づいて修正していく必要があり、多くの練習を通して自分の感覚を磨いていくことが重要です。 さらに、スライスラインでは、ストローク中もフェースの向きを一定に保つことが重要になります。ボールが右に曲がることを意識しすぎて、インパクト時にフェースが開いたり閉じたりしてしまうと、距離感や方向性が安定しません。 スライスラインのパットは、上記のような点に注意しながら、繰り返し練習することで克服することができます。練習グリーンでは、意図的にスライスラインを作り出し、距離や傾斜を変えながら、ボールの軌道を観察することで、より正確なパットを打つための感覚を養うことができます。そして、コースに出た際には、落ち着いて状況判断を行い、自信を持ってパットすることが、成功への鍵となるでしょう。
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