ゴルフの奥深さ:ステーブルフォード方式とは?
ゴルフの競技方法には、様々な種類が存在します。中でも代表的なのは、1打1打の合計打数を競うストロークプレーと呼ばれる方式です。しかし、ゴルフの面白さはそれだけではありません。今回は、ストロークプレーとは一線を画す、ステーブルフォード方式の魅力に迫ってみましょう。
ストロークプレーでは、各ホールでできるだけ少ない打数でカップインすることを目指し、1ラウンド18ホールを終えた時点での合計打数が少ない方が勝利となります。ところが、ステーブルフォード方式では、各ホールであらかじめ決められた基準打数に対して、どれだけのスコア(ポイント)を獲得できたかを競います。
例えば、パー4のホールで、基準打数に対して2打少ない2打でホールアウトできた場合は、大量のポイントを獲得できます。逆に、1打多い5打でホールアウトした場合は、持ち点が減ってしまうこともあります。このように、ホールごとに1打の重みが大きく変化する点が、ステーブルフォード方式最大の特徴と言えるでしょう。大胆な攻めが功を奏し、高得点を狙える可能性がある一方、1つのミスが命取りになることもあるため、最後まで目の離せない、白熱した展開が期待できます。