飛距離アップの鍵?長尺ドライバーを解説
- 長尺ドライバーってどんなクラブ?
長尺ドライバーとは、読んで字のごとく、一般的なドライバーよりもシャフトの長さが長いドライバーのことです。ドライバーを選ぶ上で、シャフトの長さは非常に重要な要素となります。なぜなら、シャフトの長さはスイングの速度や軌道に影響を与え、その結果として飛距離や方向性に大きく関わってくるからです。
一般的に、シャフトが長くなると、クラブヘッドの描く円の半径が大きくなり、ヘッドスピードが上がりやすくなります。そのため、同じ力でスイングしても、より大きなパワーを生み出すことができ、飛距離を伸ばせる可能性が高まります。しかし、その反面、シャフトが長くなることでクラブの重量が増し、慣性モーメントが大きくなるため、スイングの際にタイミングが取りづらくなったり、ヘッドの動きをコントロールすることが難しくなったりする傾向があります。そのため、ミート率が下がり、方向性が安定しにくくなる可能性も考慮しなければなりません。
長尺ドライバーは、ヘッドスピードが遅く、飛距離不足に悩んでいるゴルファーにとっては、飛距離アップの有効な手段となりえます。しかし、一方で、コントロール性に欠ける面もあるため、自分のスイングの特徴やレベルに合ったクラブ選びが重要になります。購入を検討する際には、実際に試打をして、自分に合ったクラブかどうかを見極めることをおすすめします。