
SSS

- SSSの概要SSSは、「スクラッチ・スコア・スタンダード」の略称で、ゴルフコースの難易度を数値で表す指標です。この数値は、ゴルフコースの設計や距離、風の影響、グリーンの速さなど、様々な要素を考慮して算出されます。SSSを用いることで、異なるゴルフコースでプレーした場合でも、公平にプレーヤーの技量を比較することができます。SSSは、ゴルフ発祥の地であるセントアンドリュースに本部を置くR&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セントアンドリュース)が定めた基準に基づいて算出されます。具体的には、「スクラッチプレーヤー」と呼ばれる、ハンディキャップが0の非常に優れた技量を持つプレーヤーが、そのコースで何回でホールアウトできるかを基準に決定されます。例えば、SSSが72のコースの場合、スクラッチプレーヤーは平均して72打でホールアウトすると予想されます。SSSは世界中のゴルフコースで採用されており、コースの難易度を示す指標として、プレーヤーがコースを選択する際の目安となるだけでなく、競技の際にはハンディキャップ算出の基準としても用いられます。 SSSが高いコースほど難易度が高く、低いコースほど易しいことを示しており、プレーヤーは自身の技量や経験に応じて、適切な難易度のコースを選ぶことができます。
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CSSとは?ゴルフコースの難易度を示す指標を解説
- CSSの概要ゴルフコースは自然を相手にするため、その日の天候や芝の状態によって難易度が大きく変わります。晴天でグリーンが硬く締まっている日もあれば、雨天でグリーンが柔らかく重い日もあります。このように変化するコースの難易度を公平に評価し、競技のスコアに反映するために、「コースレーティング」と「プレーイングコンディション」を組み合わせた指標が使われています。それが「CSS」、すなわち「コンペティション スクラッチ スコア」です。CSSは、簡単に言えば「その日のコースで、スクラッチプレーヤーがどの程度のスコアで回ってくるか」を示す数値です。スクラッチプレーヤーとは、ハンディキャップがゼロの非常に優れた技術を持つプレーヤーのことです。CSSは、コースの難易度が高ければ高い数値になり、低ければ低い数値になります。例えば、あるコースの標準的な難易度を示すコースレーティングが72で、当日のプレーイングコンディションが「難しい」と評価された場合、CSSは72よりも高い数値、例えば73.5になるかもしれません。逆に、プレーイングコンディションが「易しい」と評価された場合は、CSSは72よりも低い数値、例えば70.5になるかもしれません。このように、CSSは日によって変化するコースの難易度を数値化することで、競技の公平性を保つために重要な役割を果たしています。競技に参加するプレーヤーは、自分のハンディキャップと当日のCSSを考慮して、自分の目標スコアを定めることができます。
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