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パター選びの鍵!知っておきたい「トーハング」

パター選びの鍵!知っておきたい「トーハング」

ゴルフの初心者

先生、『トー ハング』って、どういう意味ですか? パターを選ぶ時に大切なようですけど、よく分かりません。

ゴルフ解説者

なるほど。『トー ハング』は、パターのヘッドの重心の位置が、シャフトに対してどれだけ傾いているかを示す言葉だよ。簡単に言うと、ヘッドがどれだけ後ろに傾いているかということだね。

ゴルフの初心者

ヘッドが後ろに傾いている? どうして傾いている必要があるんですか?

ゴルフ解説者

トー ハングがあると、ストローク中にヘッドが回転しやすくなるんだ。だから、まっすぐ引いてまっすぐ打ち出す動きがしやすくなると言われているんだよ。ただ、最近はマレット型のパターでもトー ハングのものが増えてきているね。ヘッドの形状によって、トー ハングの度合いも変わるので、いろいろ試してみるといいよ。

トー ハングとは。

ゴルフクラブの用語で「トー ハング」という言葉があります。これは「トー バランスド」と同じ意味で使われることが多いです。具体的には、クラブを水平に吊るした時に、ヘッドの先端部分が少しだけ下がる状態を指します。2020年頃から「スパイダー X」のような大型ヘッドのパターでも、この「トー ハング」のデザインが人気を集めています。従来の大型ヘッドのパターは、ヘッドの重心がフェース面と重なるように設計されていましたが、最近のものは先端部分が少しだけ下がるように作られています。これは、一般的なピン型や小型ヘッドのパターに見られる特徴で、ヘッドの先端部分が大きく下がるように設計されています。

トーハングとは?

トーハングとは?

– トーハングとは?ゴルフクラブの中でも、特に種類が多く、奥深いのがパターです。パター選びでは、ヘッドの形状や重さだけでなく、「トーハング」も重要な要素となります。トーハングとは、パターを吊るした時に、ヘッドの先端(トー)がどのくらい下がるかを示すものです。パターの重心位置によって異なり、大きく分けて「フェースバランス」「トーバランス」「トーハング」の3種類に分類されます。-# フェースバランスフェースバランスのパターは、吊るした際にヘッドのフェース面が真上を向くタイプです。重心位置がシャフトの延長線上にあるため、ヘッドの回転が少なく、真っ直ぐにストロークしやすいという特徴があります。初心者の方や、パッティングの際にヘッドを意識的に操作するのが苦手な方におすすめです。-# トーバランストーバランスのパターは、吊るした際にヘッドの先端(トー)が真下を向くタイプです。重心位置がフェース面寄りにあるため、ヘッドの回転が大きく、弧を描くようなストロークに適しています。経験豊富なゴルファーの方や、自分の感覚でパッティングを調整したい方におすすめです。-# トーハングトーハングのパターは、フェースバランスとトーバランスの中間に位置するタイプです。吊るした際にヘッドの先端がやや下がり、フェース面は少し上を向きます。重心位置はフェースバランスとトーバランスの中間で、ヘッドの回転もその中間程度となります。そのため、直線的なストロークと弧を描くストロークの両方に対応できる汎用性の高さが特徴です。自分に合ったトーハングのパターを選ぶことで、より安定したパッティングが可能になります。パター選びの際には、ぜひトーハングにも注目してみてください。

トーハングの種類 特徴 おすすめの人
フェースバランス
  • 吊るした際にヘッドのフェース面が真上を向く
  • ヘッドの回転が少なく、真っ直ぐにストロークしやすい
  • 初心者
  • パッティングの際にヘッドを意識的に操作するのが苦手な方
トーバランス
  • 吊るした際にヘッドの先端(トー)が真下を向く
  • ヘッドの回転が大きく、弧を描くようなストロークに適している
  • 経験豊富なゴルファー
  • 自分の感覚でパッティングを調整したい方
トーハング
  • 吊るした際にヘッドの先端がやや下がり、フェース面は少し上を向く
  • ヘッドの回転はフェースバランスとトーバランスの中間程度
  • 直線的なストロークと弧を描くストロークの両方に対応できる
  • 自分に合ったトーハングのパターを選ぶことで、より安定したパッティングが可能

トーハングとストロークの関係

トーハングとストロークの関係

パター選びにおいて、ヘッドの形状や重さと同じくらい重要な要素が「トーハング」です。トーハングとは、シャフトを水平にした時に、ヘッドの先端がどの程度地面の方向へ垂れ下がっているかを表す指標です。このトーハングの度合いによって、パッティングの際のヘッドの動きが変化し、結果としてストロークのタイプに影響を与えるのです。

トーハングが大きいパターは、テークバック時にヘッドの重みでフェースが開きやすく、インパクト後には自然とフェースが閉じるような動きをします。そのため、パッティングの際にヘッドを弧を描くように動かす「アークタイプ」のストロークをするゴルファーに向いています。反対に、トーハングが小さいパターは、ヘッドの動きが安定しやすく、フェースの向きが変わりにくいという特徴があります。そのため、ヘッドをまっすぐ引いてまっすぐ出す「ストレートタイプ」のストロークをするゴルファーに向いています。

近年では、従来トーハングが小さいとされてきたマレットタイプのパターでも、あえてトーハングをつけたモデルが登場し、多くのゴルファーから支持を集めています。これは、マレットタイプのパターの安定感と、操作性を両立させることを目的とした設計と言えるでしょう。このように、トーハングはパター選びにおける重要な要素の一つです。自身のストロークタイプに合ったトーハングのパターを選ぶことで、より安定したパッティングを実現できるでしょう。

トーハング 特徴 ストロークタイプ
大きい テークバック時にヘッドの重みでフェースが開きやすく、インパクト後には自然とフェースが閉じる。 アークタイプ
小さい ヘッドの動きが安定しやすく、フェースの向きが変わりにくい。 ストレートタイプ

自分に合ったトーハングの見つけ方

自分に合ったトーハングの見つけ方

自分にぴったりのパターを見つけることは、ゴルフのスコアアップに大きく貢献します。中でも、パターの「トーハング」は、ストロークの安定性に直結する重要な要素です。トーハングとは、パターヘッドを地面と水平に吊るした時に、シャフトとヘッドの角度によって生じる傾きのことを指します。

自分に合ったトーハングを見つけるためには、実際にゴルフショップや練習場で試打することが一番です。様々なトーハングのパターを手に取り、実際にボールを打ってみることで、その違いを体感することができます。大きく分けて、トーハングの角度が大きい「ストロングアーク」と、角度が小さい「ウィークアーク」、そしてその中間の「スタンダードアーク」の3種類があります。

自分のストロークの傾向に合ったトーハングを選ぶことが大切です。例えば、テークバックでパターヘッドを大きく引いて、インパクトに向かってヘッドを走らせるように打つ「インサイドイン」のストロークをする人には、ストロングアークのパターが適しています。逆に、パターヘッドをまっすぐ引いてまっすぐ出す「ストレート」のストロークをする人には、ウィークアークやスタンダードアークのパターがおすすめです。

最近では、ヘッドに搭載されたウェイトを調整することで、トーハングの度合いを微調整できるパターも販売されています。自分に合ったトーハングのパターを見つけることで、安定したストロークと正確なパッティングを実現できるでしょう。

トーハング ストロークのタイプ 説明
ストロングアーク インサイドイン テークバックでパターヘッドを大きく引いて、インパクトに向かってヘッドを走らせるように打つ人向け
ウィークアーク
スタンダードアーク
ストレート パターヘッドをまっすぐ引いてまっすぐ出す人向け

トーハングを理解して、パッティング上達!

トーハングを理解して、パッティング上達!

パッティングはスコアメークに直結する、ゴルフにおいて非常に重要な要素です。そのパッティングを成功させるためには、自分に合ったパターを選ぶことが何よりも大切になります。そして、パター選びにおいて重要な要素の一つが「トーハング」です。

トーハングとは、パターを地面と水平に構えた際に、ヘッドの「つま先」部分がどの程度垂れ下がっているかを表す指標です。このトーハングの角度は、パターヘッドの重心位置によって異なり、ストローク中のフェースの向きに影響を与えます。

トーハングの角度が大きいパターは、ストローク中にフェースが開きやすく、閉じやすいという特徴があります。そのため、インサイドインのストロークで、フェースを回転させて打つゴルファーに向いています。一方、トーハングの角度が小さいパターは、ストローク中にフェースが開閉しにくい特徴があり、ストレートなストロークで、フェースの向きを安定させて打つゴルファーに向いています

つまり、自分のストロークに合ったトーハングのパターを選ぶことで、より自然で安定したストロークが可能になり、パッティングの精度向上に繋がるのです。

トーハングはパター選びにおいて見落としがちな要素ですが、自分のストロークタイプを理解し、最適なトーハングのパターを選ぶことで、パッティング上達への大きな一歩を踏み出せるでしょう。

トーハング 特徴 適したゴルファー
角度大 フェースが開閉しやすい インサイドインのストローク
フェースを回転させて打つ
角度小 フェースが開閉しにくい ストレートなストローク
フェースの向きを安定させて打つ