ゴルフ用語解説:ダブルパーとは?
ゴルフの初心者
先生、『ダブルパー』って、規定打数の2倍になっちゃうことですよね?パー4のホールで8打打ったらダブルパーになるんですよね?
ゴルフ解説者
その通りです。パー4で8打はダブルパーになります。ところで、ダブルパーと同じ意味の英語のスラングを知っていますか?
ゴルフの初心者
えーっと、聞いたことないです…。
ゴルフ解説者
それは『ビーグル』と言います。ゴルフ好きなら知っておくと良いかもしれませんね。
ダブル パーとは。
ゴルフで使う「ダブルパー」っていう言葉は、決められた打数の2倍になっちゃうことを言うんだって。これは、日本で作った英語なんだってさ。例えば、パー4のホールで8打も打っちゃった場合が「ダブルパー」ってことになるね。ちなみに、英語で「ダブルパー」を意味するスラングには「ビーグル」ってのがあるんだって。へえー、面白いね!
ダブルパーの基本
ゴルフは、決められた打数でどれだけ少ない打数でカップにボールを入れられるかを競うスポーツです。この決められた打数を「パー」と呼び、パーを基準に様々なスコア表現が存在します。その中で「ダブルパー」とは、規定打数の2倍の打数でホールアウトすることを指します。
例えば、パー3のホールで6打を要した場合や、パー4のホールで8打を要した場合が該当します。パー72のコースで回った場合、18ホール全てダブルパーで上がるとスコアは144となります。
ダブルパーは、ナイスショットや戦略的なプレーとは程遠く、ミスショットやトラブルが続いた結果と言えるでしょう。しかし、ゴルフはミスをするスポーツとも言われます。ミスを恐れずに、次のショットに集中することで、スコアアップを目指しましょう。
初心者の方は、まずはダブルパーを目標にコースを回ってみましょう。コースを回るにつれて、コースマネジメントや状況に応じたショットの選択など、ゴルフの奥深さを実感できるはずです。そして、練習を重ねていくことで、ダブルパーを切る喜び、さらにはパーやバーディーといった好スコアを目指せるようになるでしょう。
用語 | 説明 |
---|---|
パー | 各ホールで定められた標準的な打数 |
ダブルパー | 規定打数の2倍の打数でホールアウトすること |
ダブルパーの例 | パー3のホールで6打、パー4のホールで8打など |
具体的なスコア例
ゴルフのスコアは、「パー」を基準として、それよりもどれだけ少ない打数でホールアウトできたかを競います。それぞれのホールには、規定の打数である「パー」が設定されており、パー3、パー4、パー5といった種類があります。
パーよりも打数が少ない場合、「アンダーパー」と呼びます。例えば、パー4のホールで3打でホールアウトできた場合は、「1アンダー」となり、「バーディー」と呼ばれます。また、パー3のホールでホールインワンを達成した場合は、「2アンダー」となり、「エース」と呼ばれます。
逆に、パーよりも打数が多い場合は、「オーバーパー」と呼びます。例えば、パー4のホールで5打でホールアウトした場合は、「1オーバー」となり、「ボギー」と呼ばれます。また、2オーバーは「ダブルボギー」、3オーバーは「トリプルボギー」と続きます。
ご質問の「ダブルパー」は、パーの2倍の打数でホールアウトした場合を指します。例えば、パー4のホールで8打叩いた場合は「ダブルパー」、パー3のホールで6打、パー5のホールで10打も同様に「ダブルパー」となります。
スコア名称 | パーとの差 | パー4の場合 | パー3の場合 | パー5の場合 |
---|---|---|---|---|
アルバトロス | -3 | 1打 | 該当なし | 2打 |
イーグル | -2 | 2打 | 1打 | 3打 |
バーディー | -1 | 3打 | 2打 | 4打 |
パー | 0 | 4打 | 3打 | 5打 |
ボギー | +1 | 5打 | 4打 | 6打 |
ダブルボギー | +2 | 6打 | 5打 | 7打 |
トリプルボギー | +3 | 7打 | 6打 | 8打 |
ダブルパー | パーの2倍 | 8打 | 6打 | 10打 |
和製英語としてのダブルパー
ゴルフ好きなら誰もが知っている「ダブルパー」という言葉。日本でゴルフをする上では全く問題なく通じるこの言葉ですが、実は海外ではほとんど通じません。「ダブルパー」は、和製英語と呼ばれる、日本で独自に作られた英語表現だからです。
海外でゴルフをする場合、あるいは海外のゴルファーとプレーする場合には注意が必要です。「ダブルパー」を伝えたいときは、「two over par」もしくは「double bogey」といった表現を使いましょう。
「two over par」は、「パーより2打多い」という意味です。例えば、パー4のホールで6打でホールアウトした場合、「I got a two over par on this hole.」のように使います。
一方、「double bogey」は、ゴルフのスコアを表す専門用語の一つです。パーより2打多いスコアを指し、ダブルボギーと発音します。
いずれの表現も、海外のゴルファーにはよく知られている言い回しなので、安心して使うことができます。これらの表現を覚えておけば、海外のゴルファーとのコミュニケーションもスムーズに進むでしょう。
日本語 | 英語 | 説明 |
---|---|---|
ダブルパー | two over par | 「パーより2打多い」という意味 |
ダブルパー | double bogey | ゴルフのスコアを表す専門用語の一つで、パーより2打多いスコアを指します。 |
ちょっと面白いスラング
ゴルフの世界には、独特の表現やスラングが数多く存在します。その中には、ちょっと笑ってしまうような、ユニークなものもあります。
例えば、パー4のホールで8打を叩いてしまった場合、「ビーグル」と呼ぶことがあります。これは、ビーグル犬の垂れた耳の形が、数字の「8」に似ていることから生まれた表現です。
ゴルフ好きが集まる仲間内などでは、このようなスラングを使うことで、場が和んだり、会話が弾むこともあります。しかし、公式な場や競技中に使うことは避けましょう。誤解を招いたり、失礼にあたる可能性もあります。
あくまでスラングは、親しい仲間内だけで楽しむようにしましょう。
ゴルフスラング | 意味 |
---|---|
ビーグル | パー4のホールで8打を叩くこと。数字の「8」がビーグル犬の耳に似ていることから。 |
ダブルパーを避けるために
ゴルフにおいて、スコアを大きく崩す要因の一つにダブルパーがあります。ダブルパーとは、規定打数より2打多く打ってしまうことを指し、18ホールを回る中で、わずか数回のダブルパーが、最終的なスコアに大きく影響してしまうこともあります。
ダブルパーを避けるためには、まずコースマネジメントが重要です。自分の技量を冷静に判断し、無理のない戦略を立てることが大切です。例えば、ティーショットでドライバーが調子が良い日でも、狭いフェアウェイやハザードが多い場合は、無理にドライバーを使わずに、フェアウェイウッドやアイアンで確実にフェアウェイをキープするなどの判断が必要です。
また、アプローチショットの精度を上げることも、ダブルパー回避には欠かせません。グリーン周りからのアプローチでミスをしてしまうと、簡単にダブルパーを叩いてしまいます。そのため、普段の練習からアプローチショットを重点的に行い、様々なライからの距離感を磨いておくことが重要です。
さらに、どんなに調子が悪くても、絶対に諦めない心構えを持つことも重要です。焦って無理なショットをしてしまうことが、大叩きにつながるケースは少なくありません。落ち着いて状況を判断し、最善の一打を選択することで、ダブルパーを回避できる可能性は高まります。
ダブルパーを避けるために | 具体的な内容 |
---|---|
コースマネジメントを重視する | 自分の技量を冷静に判断し、無理のないクラブ選択や攻め方を考える。 |
アプローチショットの精度を上げる | グリーン周りからのアプローチのミスはダブルパーに直結するため、様々なライからの距離感を磨く。 |
絶対に諦めない心構えを持つ | 焦って無理なショットをすることが大叩きにつながるため、落ち着いて状況判断し最善の一打を選択する。 |