コンパクトスイング

- スリークォータースイングとはゴルフには様々なスイング方法が存在しますが、その中でも「スリークォータースイング」は、特に方向性を重視したい場面で有効とされる技術です。その名の通り、通常のフルスイングと比較してスイングの大きさを約3/4程度に抑え、コンパクトに振り抜くのが特徴です。フルスイングではクラブを大きく振りかぶるため、どうしてもスイング軌道が不安定になりがちです。一方で、スリークォータースイングでは、スイングアークが小さくなるため、クラブヘッドの軌道を安定させやすく、結果としてボールの方向性が向上すると言われています。特に、グリーン周りからのアプローチショットや、距離を出し過ぎたくない短いショットで効果を発揮します。これらの場面では、方向性を重視して正確にボールを目標に近づけることが求められます。スリークォータースイングは、フルスイングほど飛距離は出ないものの、方向性を安定させ、ミスの発生率を抑制するのに役立ちます。ただし、スリークォータースイングだからといって、ただ単にスイングの大きさを小さくすれば良いというわけではありません。体の回転と腕の動きを適切に連動させ、コンパクトながらもバランスの取れたスイングを心がけることが重要です。