コース状態

ルール

知っておきたいゴルフ規則:修理地とは?

ゴルフコースは、緑の絨毯のように美しく整備された場所ですが、常に完璧な状態を保てるわけではありません。天候の影響を受けたり、多くのプレーヤーが繰り返しプレーすることで、芝生が傷ついたり、地面が荒れてしまうことがあります。このような損傷を修復し、コースの状態を良好に保つために、コース管理者は特定のエリアを「修理地」として指定します。 修理地は、プレーヤーにとって一時的な障害物となります。なぜなら、修理地内ではボールを拾い上げて拭いたり、クラブを地面に付けてアドレスの助けにしたりすることが禁止されているからです。また、修理地からのプレーは非常に困難な場合があります。芝生がまだまばらだったり、地面が平らでなかったりするからです。しかし、これらの制限は、コース管理者が集中的に修復作業を行い、コース全体の状態をいち早く回復させるために必要な措置です。 プレーヤーは、修理地を避けてプレーすることはできませんが、ルールに従ってプレーすることで、コースの回復を助けることができます。修理地を示すサインや地面に埋め込まれた杭を見落とさないように注意し、修理地内では定められた救済処置を正しく行いましょう。 ゴルフコースは、プレーヤー、コース管理者、そして自然の織りなす共同作業の賜物です。私たち一人ひとりがルールとマナーを守り、コースを大切に扱うことで、いつまでもゴルフを楽しむことができます。
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ゴルフコース

攻略難度MAX!? ヘビーラフの罠

ゴルフ場では、美しい緑の芝生が広がっていますが、その中にはプレイヤーにとって試練となる場所も存在します。その一つが「深いラフ」です。グリーン周りやフェアウェイを外れた場所に広がる、深く生い茂った長い芝のことで、別名「ディープラフ」とも呼ばれています。 深いラフは、その名の通り、ボールが深く沈み込んでしまう厄介な場所です。 深いラフにボールが入ってしまうと、まずボールを見つけること自体が困難になります。長い芝に覆い隠されてしまい、ボールがどこにあるのか分からなくなってしまうのです。運良くボールを見つけたとしても、そこからボールを打つのは至難の業です。深い芝がクラブのヘッドに絡みつき、思うようにスイングできません。そのため、ボールを飛ばすことすら難しく、グリーンを狙うことはおろか、ラフから脱出することさえ困難な状況に陥ってしまいます。 深いラフは、プレイヤーの技術と精神力を試す難所と言えるでしょう。深いラフに捕まってしまわないように、正確なショットを心がけることが大切です。
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