ショットの悩み

- スライスとは？ ゴルフにおいて、狙った方向へボールを飛ばすことは至難の業です。特に、始めたばかりの頃は、ボールが思わぬ方向へ飛んでいき、戸惑うことも多いでしょう。その中でも、多くの人が経験するのが「スライス」です。 スライスとは、打った方向に対してボールが大きく右へ曲がる現象を指します。右利きのゴルファーの場合、目標よりも左を向いて飛び出したボールが、空中で弧を描きながら右へと大きく曲がっていきます。その様子がバナナに似ていることから、「バナナボール」と呼ばれることもあります。 スライスは、初心者だけでなく、上級者にとっても悩みの種となることがあります。なぜなら、スライスによって飛距離が落ちてしまったり、狙った場所へボールを運べなかったりするからです。しかし、スライスは決して克服できないものではありません。その原因と対策を正しく理解することで、誰でも改善することができます。 まずは、スライスを引き起こす原因を探ることから始めましょう。グリップやスイング軌道、クラブフェースの向きなど、様々な要因が考えられます。自己流で修正しようとするのではなく、ゴルフの専門家であるティーチングプロなどに相談してみるのも良いでしょう。