スタート地点

ゴルフコースに足を踏み入れると、それぞれのホールのスタート地点に、青々とした芝生が絨毯のように敷き詰められた、長方形の区画があります。ここがティーグラウンドと呼ばれる場所で、別名ティーインググラウンドやティグランドとも呼ばれます。ティーグラウンドは、各ホールにおいてプレーヤーが最初にボールを置く場所、つまり記念すべき1打目を放つスタート地点としての役割を担っています。 ティーグラウンドは、プレーヤーに公平なスタートを切らせるために重要な役割を果たしています。それぞれのホールの距離や難易度、戦略などを考慮して、ティーグラウンドの位置は設計されています。ティーグラウンドには、通常、距離表示の看板や目印が設置されており、プレーヤーはそこからカップまでの距離を把握することができます。 ティーグラウンドの広さは、競技やコースの難易度によって異なり、一般的には後方のティーグラウンドほど幅が広く、上級者向けのコースであることを示しています。競技によっては、大会運営側が日替わりでティーグラウンドの位置を変更する場合もあります。ティーグラウンドは、ゴルフという競技において、戦略性と公平性を保つための重要な要素の一つと言えるでしょう。