プライベートハンディキャップ:仲間内の楽しみ
- プライベートハンディキャップとはゴルフは老若男女問わず楽しめるスポーツですが、実力差があるとスコアが大きく開いてしまうことがあります。特に、仲間内で楽しむ際には、ハンデなしだと勝敗が決まってしまい、盛り上がりに欠けることも。そこで活躍するのが「プライベートハンディキャップ」です。プライベートハンディキャップとは、その名の通り、公式競技ではなく、プライベートなラウンドで実力差を調整するためのハンディキャップのこと。公式のハンディキャップ(JGA/USGAハンディキャップ)を取得していなくても、気軽に設定できます。例えば、普段から安定して100でラウンドするAさんと、スコアが120~130で安定しないBさんが対戦する場合を考えてみましょう。このままでは、Aさんが圧倒的に有利なことは明白です。そこで、AさんがBさんに20打のプライベートハンディキャップを与えることにします。すると、Bさんは自分のスコアから20打を引いたスコアで競うことができます。もしBさんがその日125でラウンドした場合、ハンディキャップ適用後のスコアは105となり、Aさんとほぼ互角の勝負を楽しむことができます。プライベートハンディキャップの決め方は、参加者同士で相談して決めるのが一般的です。実力差がはっきりしている場合は、スコアの平均値を参考にしたり、過去の対戦成績を考慮したりするのも良いでしょう。重要なのは、全員が納得し、楽しくプレーできるハンディキャップを設定することです。プライベートハンディキャップは、ゴルフをより楽しく、白熱したゲームにするための有効な手段です。仲間内のラウンドで、ぜひ活用してみてください。