ショット 知ってた？テキサスウェッジの由来
ゴルフコースにおいて、グリーン周りは繊細なタッチと戦略が求められる場所です。グリーン周りの状況に応じて、プレイヤーは最適なクラブを選び、戦略を練ります。多くのゴルファーにとって、グリーン周りで使用するクラブといえば、アプローチウェッジやサンドウェッジが一般的でしょう。しかし、ある状況下では、意外にもパターが有効な選択肢となることがあります。
それは、グリーン周りの芝が短く刈り込まれている場合です。 グリーンエッジからピンまでの距離が短く、かつグリーンの傾斜が緩やかな場合、パターを使うことで、ボールの転がりを安定させ、より正確にピンを狙うことができます。このような状況下では、アプローチウェッジやサンドウェッジを使用すると、ボールがバウンドしすぎたり、グリーン上で止まりにくくなってしまう可能性があります。
グリーンの外からパターを使って打つことを、「テキサスウェッジ」と呼びます。テキサスウェッジは、芝目が順目で、ボールがスムーズに転がる状況で特に有効です。パターのフェースはロフト角が小さく、ボールが上がりづらいため、グリーンエッジのラフなど、ボールが沈みやすい状況には適していません。
グリーン周りでどのクラブを使うかの判断は、プレイヤーの技術や経験、そして状況判断によって異なります。状況に応じて、最適なクラブを選択することが、スコアメイクの鍵となるでしょう。
