知っておきたい!冬ゴルフのウインタールール
- ウインタールールとは?冬のゴルフコースは、雪や凍結といった厳しい自然条件にさらされます。このような状況下では、芝の状態が悪化し、通常通りのプレーが難しくなるだけでなく、プレーヤーの安全確保やコースの保護が重要となります。そこで適用されるのが「ウインタールール」です。ウインタールールは、各ゴルフコースが独自に定めているローカルルールの一種です。冬期間、プレーヤーが安全にゴルフを楽しめるよう、またコースへのダメージを最小限に抑えるために、通常のルールとは異なる特別な措置がとられます。具体的な内容はコースによって異なりますが、例えば以下のようなものがあります。* -グリーン上でのパッティングの禁止- 凍結したグリーンは非常に傷つきやすく、スパイク跡が残ってしまうと、その後の芝の生育に悪影響を及ぼします。そのため、グリーン上ではパターの使用を禁止し、アプローチパットの要領で転がせる場合もあるでしょう。* -ティアップエリア以外でのティーアップ- 地面が凍っていると、ティーショットを直接地面から打つことが難しくなります。そのため、フェアウェイなど、ティアップエリア以外でもティーアップを許可する場合があります。* -カジュアルウォーターの扱い- 雪解け水や雨水などがコース上に溜まり、カジュアルウォーターとなるケースがあります。このような場合、通常のルールとは異なる救済方法がとられることがあります。ウインタールールは、あくまでも冬季のゴルフを円滑に進めるためのものであり、その内容はコースによって異なります。プレー前に必ずゴルフ場の掲示やスタッフに確認するようにしましょう。